（高崎城外周）
三ノ郭
三ノ郭はニノ郭の更に外周の南側から北側を囲む形で形成されています。
三ノ郭の水濠
（三ノ郭南の水濠）
三ノ郭の南側から東側、北側にかけては水堀となっていました、三ノ郭の水濠は現在も水を湛えて現存しています。
（三ノ郭東の水堀、三ノ郭北の水堀）
三ノ郭南門
三ノ郭には南門が開けられています、この辺りの土塁は非常に高く５ｍ程の高さがあります、この南門から三ノ郭へ入ると西に威徳寺、東に興禅寺が建立されていました。
（三ノ郭内の威徳寺と興禅寺）
三ノ郭東門と出枡形
三ノ郭の東側には大手口と東門が開かれています、東門は通常門として使われていた門でその為か土橋に対して弓、鉄砲で攻撃を仕掛ける出枡形が設けられています、またこの東門は幾度か火災に見舞われその都度低く造られ最終的に平屋門となりくぐり戸のみ開口されています、現在大手口付近に当時の平屋門が移築されています。
（東門の出枡形）
大手口
大手口は三ノ郭の東側の中程にありニノ郭の東中門の直線上に位置しています、現在大手口近くには本郭より移築された４基の二層櫓の一つ乾櫓と東門より移築された平屋門が置かれています。
（乾櫓と東門の平屋門）
赤坂門
赤坂門は三ノ郭の北側に位置する小口でその門前には丸馬出が設けられています。
烏川
高崎城の西側を流れる烏川は高崎城の西の濠となっています。
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